ユーザー車検(軽自動車)

最近はユーザー車検に挑戦する方も増えてきているようです。

ここでは軽自動車の車検の流れについてご説明します。

※また、普通車とは車検を受ける場所(検査場)が違いますのでご注意ください。

1)軽自動車検査協会とユーザー車検の予約

まず、軽自動車は普通車と車検を受ける場所が違います。 
都道府県ごとの軽自動車検査協会事務所・支所一覧 
上記サイトで自分の車のナンバーが対応している支所を選択し、そこに記載されている「テレホン案内」 の電話番号に電話で予約するか、こちらからウェブでの予約もすることができます。

2)必要なものと書類

軽自動車のユーザー車検を受けるには、自賠責保険の更新が必要になります。 
シンコー予備検でも自賠責を扱っていますので、お越しいただいた時に加入手続きいただけます。 
車検が切れていなければ、24ヶ月の継続で大丈夫です。 

自賠責の更新が終わったら、以下の書類を確かめます。 
■車検証 
■自賠責証明書(現在のものと、新しく継続したもの) 
■納税証明書 (令和5年1月より原則不要となりました)※注意点もご確認ください。

3)車検前の準備

車検を受ける車両は不具合箇所がないか確認し、整備しておいてください。 法定点検(12ヶ月または24ヶ月)は事前にディーラーや整備工場で行なってもらう事をオススメします。

4)車検当日(書類)

■車検証 
■自賠責証明書(現在のものと、新しく継続したもの) 
■納税証明書 
■整備手帳 
を持ち、軽自動車検査協会へ行きます。 
窓口へ行き、印紙(重量税を確認)を購入。 
継続車検用の書類一式に車検証を見ながら記入します。 
 

●継続検査申請書

 ■■この書類はエンピツで記入します■■ 
 申請者の欄に住所、名前を記入し、捺印。日付を記入し、「車両番号」にナンバーの表記を記入、 
 「車体番号」に車検証の車体番号の下4桁を書き写します。 

●自動車重量税納付書

 日付、住所、名前を記入(使用者の欄)し、「車両番号」にナンバーの表記を記入。 
有効期限2年にチェックして、重量税の金額(自家用の軽自動車なら6600円)を記入、 
備考欄の「継続検査(持込)」に丸をします。 
青の四角の欄には先ほど買った収入印紙を貼り付けます。 

●軽自動車検査票

この書類も上記の書類と同じように車検証の項目をそのまま写していき、 
下の赤枠の欄には住所、氏名、電話番号を記入します。 
青丸のところは、場所によって「ユーザー車検予約番号」の欄や「走行距離」の記入が追加されている 場合があります。 

5)車検当日(検査)

書類の準備ができたら、窓口に提出し、検査手数料を支払い、いざ車検ラインへ!!
ユーザー車検の方は窓口で並ぶラインを確認してください。 
 

●まず、最初は検査官の誘導に従って、書類一式を渡します。

 その後ボンネットを開けて車台番号の確認。 
 そのあと、ホーン、ランプ類、ワイパーなどの外回りの検査を指示に従って操作します。 
 この時、検査官の声を良く聞き、素早く正確に操作しましょう。 

●外観検査の後、排ガス検査があります。

ラインの横にあるプローブをマフラーに差し込み、しばし待てば終了。 

終了したら記録器に自動車検査票の”記録器 差し込み方向” の方を差し込みます。すると、「ガタッ」と音がして記録されます。 

●検査官の指示に従ってラインに進入。

 ラインのローラーに乗せ、電光掲示板の指示でサイドスリップ、プレーキ、サイドブレーキ、 
 スピードメーター、ヘッドライトの検査を行います。 

 この時、電光掲示板をよく注視し、素早く、ブレーキ類は「力強く」操作しましょう。 

●最後に下回り検査

 最後は検査官の誘導でリフトに乗ります。 
 なんと、ここは軽自動車ならではで、自分も車に乗ったまま、車ごとリフトで持ち上げられます!  
 ちょっと怖い感じもしますが、ほとんど待っているだけで終了です。 
 とはいえ、検査官から指示がある事があるので、耳は澄ましておきましょう。 

6)検査終了!

検査が終わったら、窓口へ書類を提出して終了! 

もし、サイドスリップや光軸、ランプ類の不備があった場合は、車検場となりのシンコー予備検へお越しください。調整や電球交換など素早く対応いたします。
その後、車検場のラインに再度並びます。 この際、検査官に再検査であることを伝えます。 

受験方法の動画による解説(軽協会ウェブサイト)